この『足のむくみ解消法』圧倒的! 美脚の大敵にとにかく強い

今回は、足のむくみ解消法を詳しくお話するとともに、
さらに足のむくみ改善のグッズなどについてもお話していきます。
一般的に、一時的な足のむくみの解消法としては、
下記のような方法があります。
1.マッサージでほぐす
2.お風呂などでよく温める
3.一定の姿勢をとらないでこまめに体を動かす
4.運動をして筋肉、基礎代謝を上げる
5.食事改善でビタミン、ミネラルをきちんと取る
Contents
《足のむくみ解消法》~マッサージでほぐす~
自宅で簡単に行えるのは、リンパの流れを良くすることで
むくみ解消につながる、リンパマッサージです。
リンパマッサージとは、リンパ節をマッサージすることによって
リンパの流れが良くなり、滞りがちなリンパの流れをスムーズにて、
本来のリンパの機能を正しく働かせるものです。
マッサージの基本は、心臓の遠いほうから近いほうに
向かってマッサージをします。
あくまでも肌表面をなでるようなやさしいタッチで行います。
力を入れすぎるとハリを保ったりしている肌内部を傷つけ、
たるみの原因になってしまうこともあるので、注意が必要です。
肌にのせた手をすべらせるくらいの感覚で十分です。
《足のむくみ解消法》~お風呂などでよく温める~
よくあたためることで血流を良くし、
また筋肉の緊張もほぐすことで、不良血行を予防改善します。
また、浴槽につかりながら簡単なつぼ押しをするのも有効です。
足に溜まった老廃物を押し戻す力が低下するからむくむので、
身体を温めながら同時に老廃物を溜めないツボ押しをします。
《足のむくみ解消法》~6つのツボ~
では、6つのツボをご紹介します。
体の循環を良くするだん中(だんちゅう)と
体のむくみをとる湧泉(ゆうせん)、ふくらはぎの老廃物を
取り除く4つでワンセットの委中(いちゅう)・承筋(しょうきん)・承間(しょうかん)・承山(しょうざん)です。
・だん中
左右の乳首を結んだ線の真ん中、胸骨のところにあります。
乳首の位置は人によっては下の方であったりもしますので、
そのあたりを人差し指で押さえてみて一番痛いと感じるところがツボです。
左右の人差し指と中指とを重ねてだん中を押さえます。
この時、女性は右の指が下に左の指が上になるようにしてください。
重ねた左右の指でツボを押さえたまま、
ゆっくり息を吐きながら上半身を前にかがめていきます。
息を吐ききったら吸いながら上体を戻します。
この動作を1~2分行ないます。前にかがむことで
だん中にほど良い刺激を与えることができます。
・湧泉
足の裏、土踏まずのやや上あたり、
足の指を曲げた時にへこむところにあります。
床に座って膝を軽く曲げて両手の中指で
湧泉を押さえながら足をもち上げます。
ツボを押さえた状態で膝を曲げては伸ばし、伸ばしては曲げる動作を繰り返します。
左右各1~2分行ないます。このとき、呼吸は普通にしていて大丈夫です。
・委中・承筋・承間・承山
4つとも膝裏の真ん中と足首を結んだライン上にあります。
膝の裏側の真ん中が「委中」です。
委中と足首までの間のほぼ中央に位置するのが「承山」。
「承山」と「委中」の中央、ふくらはぎの一番盛り上がったところに位置するのが「承筋」です。
そして「承筋」と「承山」のほぼ中間に位置するのが「承間」です。
椅子に座り、両手でふくらはぎを抱えるようにして支え、
中指を重ねて(女性は右手が下になるように)
「委中」「承筋」「承間」「承山」の順に押し揉みます。
この動作を左右それぞれ1~2分行ないます。
これらのつぼ押しを入浴時にすすめるのは
浴槽の中で行なうとよりいっそうの効果が期待できるからなのです。
《足のむくみ解消法》~一定の姿勢を取らないでこまめに身体を動かす~
接客業などの立ちっぱなしのむくみは、
ふくらはぎの筋肉が疲労で硬直してしまうことによって、
筋肉の収縮が行われず、筋肉が果たす循環の機能が弱くなってしまいます。
しかし逆に、座りっぱなしの状態で起こるような
むくみにはまた違う理由があります。
ずっと長い時間、座ったままの状態でいると、
このふくらはぎの筋肉というのはまったく刺激されることがありません。
筋肉が収縮していないような時間が長くなってしまうと、
その循環機能もまた、その分休んでしまっているので、
徐々に足の先の方から水分が皮下細胞に溜まっていってしまいます。
もちろんこれには、重力というものも関係してきています。
心臓から特に遠く、そして体の一番下にあるという部分の足は、
地球の重力によって下へ下へと水分が溜まりやすくなってしまいます。
また、それに加えてずっと座っているという状態では
足の付け根にあるようなリンパの流れを、
ずっとせきとめてしまうので、それによって流れが悪くなります。
これらを防ぐには、お手洗いや水分補給を理由に席を立ち、
軽く歩いたりストレッチをするなど、こまめに体を動かすことが有効になります。
《足のむくみ解消法》~運動をして筋肉、基礎代謝を上げる~
筋力が低下することで、循環機能が機能しなくなって
基礎代謝が落ちたり、リンパの流れもうまくいかなくなって
溜まった老廃物の排泄が行えずにむくみを引き起こします。
適度な運動はむくみに効果的であるだけでなく、
体の健康を維持する上でも必要です。
《足のむくみ解消法》~食事改善でビタミン、ミネラルをきちんと取る~
女性の場合、生理前にむくむ方にはビタミンB6が有効という報告があります。
たとえば、レバーやカツオ、マグロ等です。
また、むくみに効く食べ物として、利尿作用のある
ウリ科の食べ物(スイカ、きゅうり、冬瓜など)、
カリウムを多く含む食べ物 (バナナ、りんご、昆布など)
ビタミンB1を多く含む食べ物( 豚肉、豆腐、小豆、かぼちゃなど)、
特にあずきは、利尿作用のあるサポニンが多く含まれているので
昔からむくみに効果的と言われています。
《足のむくみ解消法》~サプリメント~
さらに、食事とプラスして摂るもので、サプリメントがあります。
まず、カリウムです。
カリウムという栄養素は、むくみの解消に役立つミネラル成分です。
カリウムが不足すると利尿作用が滞り、
塩分の排出もうまくいかなくなってしまい、むくみの原因になります。
カリウムやナトリウムは効率よく筋肉を動かす元になる栄養素です。
これらが不足すると体がむくむだけでなく、
体に力が入らなくなったり、血圧が上がったり、
不整脈が出たり、手足が痙攣したり、様々な影響があります。
メリロートは、血液やリンパを流れやすくする効果が期待できます。
また、コラーゲンが不足して体内での水分の排出がうまくできずに
むくんでしまうこともあるので、コラーゲンを摂取することでむくみが軽減されることもあります。
サプリメントは手軽に摂取できるメリットはありますが、
過剰に摂取するともともと体内で作ることのできた栄養素が、
サプリメントにばかり頼って、結果体内で生成されなくなってしまうこともあります。
サプリメントはあくまでも補助としての役割ととらえていたほうがいいかもしれません。
自宅で手軽に、そして生活の中で無理なくケアをしたいという人には、
食事によるむくみ改善がおすすめです。
食事以外のむくみケアと、食事ケアを同時に行うと、
より効果的かつ身体の内面からもきれいになれます。
《足のむくみ解消法》~手軽に試せるグッズ~
むくみケアには、以上のものだけではなく、手軽に試せるグッズがあります。
・着圧ソックス、着圧ストッキング
履いているいるだけで、快適に血行を促進し、
リンパの流れを改善、ムクミをやわらげるというもの。
ひざ下ソックス(しかも色は黒のみ。)が主流でしたが、
最近では日中もオフィスで履けるように考慮されたストッキングタイプのものや、
寝ている間に履くことでむくみケアができるという就寝時専用のものまで幅広く展開されています。
また、ストッキングなどの繊維にチタンやゲルマニウムが使用されていて、
血行を促進させたり血流量を増加する役割がプラスされているものも出ています。
しかし、単にきつい下着を身につければいいかといえばまったくそうではなく、
単にきつい下着はその部分の血行が妨げられ、
身体の血流がスムーズにいかず逆に足がむくむ原因になってしまうので注意が必要です。
・マッサージクリーム・マッサージジェル・マッサージミスト
むくみ改善のために行うマッサージの際に使用します。
単に素肌をなでるだけでももちろん効果はありますが、
専用のクリームなどを使用すれば、指のすべりがスムーズになりマッサージがより楽になりますし、
それに含まれるハーブや薬効成分で血行を促進したり、むくみを和らげる効果があります。
・足裏シート
シップのようなもので、就寝時に足の裏に貼って使用します。
シートに樹液がしみこませてあり、それが足の裏から余分な水分を吸収して、
翌朝目覚めたときにはむくみが改善されてすっきりするというもの。
数年前に、足裏から水分を吸収するという画期的な方法に注目が集まり、爆発的にヒットしました。
最近では進化して、さらに血行を促進する効果としてゲルマニウム配合のものが出てきています。
・5本指スリッパ
例えるなら、ビーチサンダルのようなデザインで、
5本の指を一本ずつ穴に通して履くもの。
5本の指がそれぞれしっかり開くようになっているデザインなので、
血流を促しながら歩くことができるというもの。
通常のスリッパのように底部分がかかとまでしっかりあるタイプと、
ダイエットスリッパのように底面が土ふまずのところめでしかないものがあります。
このタイプはむくみ改善と同時に、ふくらはぎを引き締め、
ダイエットにつながるというのが売りになっています。
脚やせの仕組みを理解してホッソリ美脚になる方法
太ももが外側に張っている、足首がないなど、脚に関する悩みは様々です。
だから、あなたの悩みにぴったり合った方法が効果的です。それには、あなたの脚の悩みのタイプ別にアプローチしたほうが、より効果的です。
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あなたはどのタイプ?
【太ももの外側が張る、ゴリラ脚】とは
■太ももが外に張り出している
■内ももがたるみがち、もしくはO脚
■お尻が垂れ気味
【太ももの前側が張るチンパンジー脚】とは
■太ももの前側が太くて硬い
■腰が反り気味
■大尻で下半身全体が太い
【全体に太いゾウ脚】とは
■足首にくびれがない
■脚が常にむくんでいる
■足元が冷える
【ふくらはぎが太いシシャモ脚】とは
■ふくらはぎが盛り上がる
■ふくらはぎを触るとかちかちに硬い
■ヒール靴を履くことが多い
あなたの脚の悩みのタイプが
【全体に太いゾウ脚】、【ふくらはぎが太いシシャモ脚】と思った方は、こちらの記事をクリックして下さい。
>>>1日10分で、【むくみ足】を解消し「ブス足」にならない6つの方法
【太ももの外側が張る、ゴリラ脚】タイプの方のエクササイズ
『張っている外ももをストレッチ』
1.両肩を前に向けて膝を組み、ひざを浅めに立てて座ります。
2.両手を身体の後ろに置き、上体を支え、両肩はまっすぐ正面に向けます。
3.左足のひざを右足の膝の上にのせます。
4.左足の太ももを引き伸ばすように右足の膝で押さえつけながら右側に倒していきます。
5.1から4の動作を反対側の足についても行います。
『お尻を持ち上げて弱い内ももを強化』
1.あおむけになり、膝を立てて、足は肩幅程度に開きます。手のひらは下向きにして身体の脇に置きます。
2.ゆっくりとお尻を持ち上げます。背中から太ももが一直線になるように意識して、ぐっと上げます。
3.お尻を持ち上げたまま、膝同士を閉じて、その状態で呼吸しながらキープします。
4.元の姿勢に戻り、5回繰り返します。
こうして太ももの外側をほぐし、内ももを強化することで、美脚になり、お尻も引き上がります。
【太ももの前側が張るチンパンジー脚】タイプの方のエクササイズ
『大腿四頭筋をストレッチ』
1.上体をひじで支えながら、左足のひざから下を太もも外側に沿わせるようにして折ります。
2.伸ばしている右足のつま先は手前にして、腰が反らないよう骨盤を床に平に寝かせるようにします。
3.伸ばした右足を曲げて左足の前ももにのせます。
4.腰を丸くして20秒ほどキープします。
『ハムストリングスを強化して小尻にする』
1.うつぶせになり、両手を組んでその上に額を乗せ、ひざを曲げて、両ひざは腰幅ほどに開きます。
2.足同士をくっつけながら、太ももを床から持ち上げます。
3.ハムストリングスが鍛えられ、坐骨が内側に寄ってお尻が引き締まります。5回から6回ほど繰り返します。
こうして張り出した前側を伸ばし、後ろ側を鍛えて細く小尻になります。
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まとめ
一般的に、一時的な足のむくみの解消法としては、
下記のような方法があります。
1.マッサージでほぐす
2.お風呂などでよく温める
3.一定の姿勢をとらないでこまめに体を動かす
4.運動をして筋肉、基礎代謝を上げる
また足の悩みのタイプ別にエクササイズを紹介しています。
【太ももの外側が張る、ゴリラ脚】
【太ももの前側が張るチンパンジー脚】
【全体に太いゾウ脚】
【ふくらはぎが太いシシャモ脚】
出典 日経ヘルス
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