【ヘアケア】髪を制するものは、おしゃれを制す!

自分で市販のヘアカラーを買うと、
仕上がりが思い通りの色にならなかったという人がいます。
それは、パッケージの色は染まりやすい細くて柔らかい
髪質の人を基準としているために、
髪が太くて硬い人では暗めに仕上がることが多いからなのです。
そんな太くて硬い髪質の人はワントーン明るい色を選ぶといいかもしれません。
そんなお話しも含めながら、種類の豊富な
ヘアカラーについて今回はお話したいと思います。
Contents
《ヘアケア》髪を制するものは、おしゃれを制す!
おしゃれ上級者に見せたいなら、メイクよりも
ファッションよりも、まず、髪です。
髪は、あなたの雰囲気の80%以上をキメルといっても
過言ではありません。目指すべき髪は、モデルや
海外セレブの、あのこなれ感漂う髪です。
ざっくり適当に仕上げたように見せているけれど、
実はあれは、綿密に計算され作り出されたものです。
抜け感、ボリューム、ほどよい上品さとやわらかさ。
これが洋服と組み合わさると、絶妙なおしゃれオーラが
沸き立ちます。
ぴたっと整えてしまったり、頑張って作りました感が出てしまっては
逆効果。
「抜け」のなさは、おしゃれにとって大敵です。
鏡も見ずにくしゃくしゃと作ったように見える脱力感こそが
おしゃれ髪の命。
引っ張り出したり、たるませたりと崩しを効かせましょう。
《ヘアケア》ヘアカラーには染毛剤と染毛料があります
ヘアカラーには大きく分けて染毛剤(医薬部外品)と、染毛料(化粧品)があります。
≪染毛剤≫はヘアブリーチ・ヘアライトナー・ダカラライザーなどの
脱色剤・脱染剤と、オハグロ式と呼ばれる非酸化染毛剤、
ヘアーティント・ヘアダイ・白髪染め・おしゃれ染めと呼ばれる
酸化染毛剤などの永久染毛剤があります。
≪染毛料≫はヘアマニキュア・酸性ヘアカラー・カラーリンスなどの
半永久染毛料と、カラースプレー・カラーフォーム・
カラースティック・カラーマスカラなどの一時染毛料があります。
それぞれ髪が染まっている期間や、ヘアダメージによる
アフターケアに違いがあります。また、メリット・デメリットにも違いがあります。
どのようなカラーリング・スタイリングを目指しているのかで、
最も適切なヘアカラーを選ぶかが大切になってきますので、
その違いなどをしっかり伝えられるようにしましょう。
《ヘアケア》永久染毛剤とは?
①【永久染毛剤】
このヘアカラーは髪の内部にまで染料が浸透するため、
色持ちが良いという特徴があります。
さらに細かく分類すると、非酸化染毛剤と酸化染毛剤に分けられます。
酸化染毛剤には先程も書きましたが、
ヘアーティント・ヘアダイ・白髪染め・おしゃれ染めがあります。
このヘアカラーは髪に与えるダメージが大きいため、その後のヘアケアが大事となります。
また、人によってはアレルギーを起こすこともあるので、
染毛する前には、パッチテスト(アレルギー体質かどうかを見るテスト)をしなければなりません。
そこで、古代から染料として使われてきた髪に使える唯一の
天然染料のヘナが数年前に大ヒットしました。
ヘナは他のカラーリング剤のように化学反応によって脱色したり着色したりするのではなく、
髪のタンパク質部分に付いて着色していくのでダメージを与えることがありません。
また、ヘナ自体に髪にコシやハリを出すトリートメント効果まであります。
ヘナは簡単にできて色の付き具合もよいだけでなく、
コンディショナー効果もあるので特に白髪染め向きです。
または明るくなりすぎた髪や脱色後のダメージを受けた髪におすすめです。
《ヘアケア》半永久染毛料とは?
②【半永久染毛料】
このヘアカラーはヘアマニキュアが一番代表的な存在で、
酸化染料と髪の表面のたんぱく質を結合させ色を出す仕組みになっています。
髪にコーティングする仕組みの毛染めですので髪への負担が少なく、ツヤが出ます。
カラーリンスの場合は、リンスやトリートメントとして使用していくうちに、
色素が髪の表層部に徐々に浸透し、髪を染めていきます。
ただ、長持ちせず、シャンプーのたびに少しずつ色落ちしていくため、
色持ちが短く、だいたい2~4週間です。
また、アレルギーの有無に関わらず使用出来るので、
かぶれや傷みの心配がないというメリットがありますが、
染毛効果が薄くシャンプーをするたびに色がおちていく、
汗や雨でも色落ちすることがある、皮膚についてしまうとすぐには
落ちないことがあるというデメリットもあります。
《ヘアケア》一時染毛料とは?
③【一時染毛料】
このヘアカラーは髪の表面を一時的に着色するヘアカラーです。
髪へのダメージがなくシャンプーで簡単におとせるので、
かぶれなどの心配もほとんどなく、誰でも安全・手軽に髪のカラーリングが楽しめます。
こちらは気になる部分の白髪隠しとして、
年配の女性からの支持を得ています。
スティックタイプ、スプレータイプ、マスカラタイプなどがあり、
出かける前、生え際の白髪の応急処置として、とても便利です。
また、マスカラタイプはバックに入れて持ち運ぶ事も出来、
外出先でも使えるのが最大のメリットです。
ただ、ブリーチと呼ばれる脱色の作用がないので、
黒髪に染めても色味がわかりにくい、汗や雨などでも色が落ち、
衣服を汚すことがある、というデメリットもあります。
《ヘアケア》ヘアカラーの頻度について
次にヘアカラーの頻度についてです。
ヘアカラーの頻度は、個人の髪の毛の伸びるスピードや、
ヘアカラーの方法によって差が出ます。
基本的にヘアダイのようにヘアカラーが長持ちするタイプでも、
髪の毛が新しく伸びてきた部分には、当然色が付いていませんよね。
一般的に人間の髪の毛は1ヶ月に1センチ程度伸びるので、
2~3ヶ月程度経ったらヘアカラーをしなおす必要があります。
またヘアマニキュアのようなヘアカラーだと、
1ヶ月程度で色がほとんどおちてしまいます。
そのため月に1度のペースで、ヘアカラーをしなおさなければならないことになります。
最後にカラーマスカラのようなヘアカラーは、
シャンプーのたびに色がおちるので、その都度カラーリングしなおさなければなりません。
ですからカラーマスカラのようなヘアカラーは、
ヘアカラーのつなぎ・時間がない時の応急処置的な使い方をするのが一般的です。