女が”こり”やすい10の理由と肩こり解消ベスト8!

女だからこそ、”こる”、という真実! パソコンやスマホの使いすぎなどで、目の疲れを訴える人は多いですが、疲れ目も肩こりの原因の一つ。
実は、肩こりや腰の痛みは女子だからこそ悪化するということを知っていましたか?
そのメカニズムを解き明かすと共に、あなたのコリの理由を判定します!
直近の政府の統計では、女性の不調の1位は肩こり、2位が腰痛という
結果も出ています。
Contents
■「こってる」と言うけれど、それはどういう状態のこと?
例えばデスクワークなどで、長時間同じ姿勢で過ごしたり、
ストレスを感じると、筋肉の一部が緊張し、
伸縮や弛緩が定期的に行われなくなります。
そして慢性的な筋肉疲労になると、交感神経が優位になります。
そうすると血流が滞るので、栄養や酸素が筋肉にきちんと運ばれず、
疲労物質も流されなくなります。それが筋肉が硬く、こり固まる
現象となるのです。
■”こる”のは、たいてい肩と腰。それってどうして?
肩と腰がこりやすいのは、重要な筋肉が集まっているためです。
腕の重さは、片方約3㎏、頭の重さは、5㎏から8㎏。
それらを支える肩には、当然かなりの負担がかかっています。
さらにデスクワークなどで肩の筋肉も酷使されます。
また腰は、椅子に座るだけで、立ち姿勢よりも腰への負荷が
40%アップすると言われていますから、大変なものです。
また肩や腰は、メンタルとも関わりが深い部位でもあります。
ストレスなどで筋肉が緊張することで、コリが促進される
という側面もあります。
出典 anan 女の肩と腰
☆長時間のデスクワークで身体に歪みが!?
姿勢の乱れもコリに影響します。頭や腕で重くなった上半身を支えるためにも、
必要なのが背骨の「S字カーブ」。頸椎など24個の椎骨からなる背骨が、
正しいS字形のカーブを描いていれば、負荷もかかりにくく、楽に身体を支えることができます。
しかし、長時間のデスクワークや、歩いたり、座ったり日常生活のクセなどでどこかに歪みが生じると、
バランスを取るために、S字形のカーブが乱れてしまいます。
ですから結果として、肩と腰の両方がダメージを受けることになります。
対策
両手を上げながら深呼吸してみよう。
☆目の筋肉疲労が肩に悪影響を与えている!?
目を動かす筋肉は、おでこの筋肉を経て、後頭部につながっています。
つまり目が疲れると、肩の後ろ側の筋肉が疲労し、肩こりを引き起こします。
長時間スマホを使用すると画面の小さいことはもちろん、移動しながら使うため、
スマホの画面が動くことが原因で目がとても疲れます。
出典 目の疲れの原因?スマホの使いすぎに要注意!
飲酒などでも消耗されるビタミンB1は、目の神経が正常に働くための重要な
役割や疲れ目の解消に効果が有ると言われています。しかしこれが不足すると、中々目の疲れが解消しません。
出典 疲れの原因とアドバイス 目の疲れ
対策
蒸しタオルなどで目の筋肉をほぐしましょう。
☆華奢な首も肩に負担がかかります
ダイエットなどをして首が細くなると、肩の筋肉量が減り、
肩に負担がかかります。その結果、血行不良で肩や腰にコリの症状が現れます。
運動をすると一時的に心身がリラックスして血行不良も改善されますが、
日常的に背中など身体を動かしていないと、心身の切り替えがうまくいかず、
筋肉の緊張状態が続いてしまい、伸縮、弛緩ができません。
対策
テレビを観ながら、足踏みを10分間しましょう。
☆冷え性も女性にとって大敵!
冷え性は、自律神経の働きが低下して血流が滞り、コリや痛みにつながります。
身体が冷えているということは血行が悪いということです。そのため
筋肉が疲労し、こわばってしまいます。
特に第二の心臓と言われ、心臓へ血液を送るポンプの役目をするふくらはぎがむくんでいると、
末端組織まで十分な血液が行き渡らず、肩や腰の痛みだけでなく、
脚がつりやすくなったりすることもあります。
対策
適度な運動で筋力と血流アップを目指しましょう。
☆睡眠時間が短いと筋肉の疲労回復につながらない!
女性は男性よりも睡眠時間が短い傾向があります。熟睡できないと、
交感神経優位の状態が続き、コリが長引くことがあります。
あなたは、質の悪い睡眠のために、身体の違和感を覚えたことはありませんか?
大事なのは、寝返り。枕の高さなど、寝具が身体に合っていないと、寝返りが
うまくうてないため、同じ姿勢のまま寝続けることになり、血流が滞ってしまいます。
さらに無理な姿勢から、S字カーブも崩れてしまいます。
また睡眠が浅いと、疲れが解消されないという悪循環に陥ることもあります。
対策
頭皮や背中のマッサージで、身体の力を抜くことも大切ですよ。
☆ヒールの高い靴は姿勢を悪くする!
重心がズレ、不自然な前傾姿勢になるため、背中のS字カーブが歪み、
筋肉への負荷も大きくなります。また腰を痛める原因にもなります。
☆ストレスも肩こりの原因になりやすい
日常生活の中で、人間関係などのストレスを抱えていると、
無意識に首回りや肩に力が入ってしまいます。
ストレスは、よく言われるのですが、責任感の強い完璧主義者ほど陥りがちです。
ストレスを感じ続けると、筋肉が常に緊張状態になり、疲れやすくなり、いつもよりも
感覚が過激になり、ちょっと肩を揉んでもらう、マッサージなどの軽い刺激にも
痛みを感じるほどになります。
対策
思い切り好きなことに没頭する時間を作りましょう。
☆バストが重いのも肩こりの一因!?
ブラジャーできちんと支えられていない場合、胸の重みが
そのまま肩の負担になります。
☆骨盤が不安定だと腰に影響します
ホルモンのバランスで開閉する女性の骨盤は、男性よりずっと不安定です。
骨盤はS字カーブの土台なので、ここが不安定だと姿勢全体に影響を与えることもあります。
あなたは脚を組んでいると楽だと感じますか?
座ったときに、坐骨の当たり方が左右で違いますか?
スカートが回って中心がズレてしまうことってないですか?
腰回りの筋肉を緊張状態にし続けると、次第に痛みや不快感が表れるようになります。
骨盤が傾いているとまっすぐ座っていられません。生活習慣を見直して、
歪みを調整しましょう。
対策
脚を伸ばして座り、おしりで前進するようにしましょう。
☆筋肉が少ないと血流も勢いよく流れません
もともと女性は、男性に比べて筋肉量が少ないので、身体を支えるための負担を感じやすく、
こりやすい。肩甲骨を動かすようにすれば、眠っていた筋肉が目覚めます。
血行を蘇らせることになり、背筋を活性化させて、コリを根本から改善しましょう。
背中の大きな筋肉である広背筋や、首や肩を支えている僧帽筋を意識してストレッチ
でほぐせば、すっきり美姿勢も手に入るだけでなく、こり固まった筋肉が柔らかくなり、
血行もアップします。
対策
肩こりの原因は、筋肉がこり固まった結果、血行不良が起き、痛みをもたらします。
なので、肩甲骨をしっかりほぐし、背中の筋肉の血流を呼び戻しましょう。
☆生理も影響あるかもしれません
生理中は血液量が減少。さらに血液は、生命活動を維持する臓器に
運ばれるため、肩や腰など末端部の血流が悪くなる傾向があります。