体脂肪を減らし7日でやせ体質になる! ココナツオイルコーヒー

最近、ココナツオイルが注目を集めています。
その理由は、分子の大きい長鎖脂肪酸は、
腸で吸収されるとリンパ管や静脈を通って
全身に行き渡りますが、余ると体脂肪となって
蓄えられます。ところがココナツオイルのような
中鎖脂肪酸は、すぐに肝臓で燃焼されて
エネルギーとして使われ、体脂肪として蓄積
されにくいのです。
Contents
ダイエット効果を得るココナツオイルの摂り方とは!
ココナツオイルを摂っているけど、ちっとも痩せないという方は、
摂り方を見直してみて下さい。やせ体質になるポイントは、
「糖質を控えること」「ココナツオイルとコーヒーをよく混ぜて」
飲むことです。どういうことかと言いますと、
今までの糖質を抑えるだけのダイエットは、膵臓からのインスリンの
分泌は抑えられ、糖からの脂肪の合成・吸収は抑えられますが、
お腹が空くと甘い物が欲しくなり、結局ダイエットがうまくいかないという
結果になりがちでした。しかしココナツオイルは、肝臓でケトン体を合成し、
そのケトン体が★食欲を抑える働きをしてくれる★ことがわかってきました。
ケトン体には、グルコキナーゼという酵素の活性化を抑制し、
甘い物が欲しいという欲求を抑える働きがあるのです。
コーヒーと混ぜることで、エネルギー代謝量が高まり、エネルギーが
効率よく燃焼するために肥満の防止にもなると考えられています。
空腹を感じにくくなるココナツオイルコーヒーの飲み方
ココナツオイルは、腸で吸収されケトン体ができるまでに約3時間かかります。
そのために食欲抑制効果が最も高いのは、摂ってから3時間後と言うことになります。
また体内でケトン体が利用できるようになるには、7日ぐらいかかると
言われています。ですので1週間は糖質を控え、タンパク質を多めに
摂ることをオススメします。
混ぜ方として、
・一番簡単な方法は、ミルク泡立て器で混ぜること
・どこでもできる方法は、ボトルに入れて振ることです
・一番よく混ざるのはミキサーにかけることです
飲み方は、1日2杯のココナツオイルコーヒーとして、
・食事の3~4時間前に飲みます
・コーヒー250mlにココナツオイルを大さじ1杯
・1日2回飲みます
・糖質を控えます
ケトン体は、糖質が枯渇すると合成が促進されると言われています。
なのでココナツオイルの摂取と同時に糖を控えることで、
より多くのケトン体を合成できます。ただし、ココナツオイルも
油ですので、摂りすぎには注意して下さい。
やせ体質になるココナツオイルコーヒーの飲むタイミングとは!
★朝食
ココナツオイルコーヒーにスムージー
小松菜やキャベツ、リンゴを混ぜたスムージーと一緒に
ココナツオイルコーヒーを飲むと、効率よく摂れます。
コーヒーには砂糖やミルクを入れないで飲むのがポイント。
★昼食
タンパク質と野菜中心の食事にします。
鮭などの魚料理に味噌汁など、ポイントは1週間はご飯抜きで、
その後は茶碗に半量程度にします。
ケトン体を作るのに、1週間程度かかるので、その後は、
半量程度にします。
★間食
ココナツオイルコーヒーを飲みます。
甘いお菓子はダメです。糖質の少ないナッツぐらいにしましょう。
夕食前に間食したくなる欲求も抑えられます。
★夕食
タンパク質と野菜中心の食事にします。
魚料理でも肉料理でも構いませんが、できれば
1週間はご飯抜きの食事にして、その後は半量程度にします。
ココナツオイルを選ぶときの4つのポイント!
最近、いろいろなところでココナツオイルを見かけます。
中には、ココナツオイルの香りが苦手という方もいらっしゃるかも
しれません。
でも諦めるのは早いです。商品の製造方法やココナツの産地によって
香りの強さや味わいは、かなり違います。
そこで4つの製造方法がありますので、店頭で売られている商品を
選ぶときの参考にして下さい。価格も様々ですし、安いからと言って
悪いとは言えませんので、自分に合った商品を選んで下さい。
★香り有り
・低温圧搾で発酵分離
生の果肉を摩擦熱を抑えて搾り、発酵させてオイル、水分、ミルクに
分離させたものです。
・低温圧搾で遠心分離
生の果肉を摩擦熱を抑えて搾り、遠心分離させてオイル、水分、ミルクに
分離させたものです。品質が安定しやすく、現在の主流と言われています。
・果肉乾燥で圧搾
果肉を短時間で乾燥させてからオイルを圧搾。乾燥方法は様々です。
★香りなし
・果肉乾燥で圧搾し、精製
果肉を主に天日で長期間乾燥させてからオイルを圧搾して精製。
ココナツの香りが苦手な方や、料理に使いたい場合は、このタイプが
いいかもしれません。
ココナツオイルはダイエットだけでなく、●●な効果も?
ココナツオイルは、どんなふうに身体に良いのか、またココナツオイルの
扱い方について、ご紹介します。
・これまでココナツオイルの摂り方について、糖質を控えめにと話してきましたが、
では糖質制限しなければ、ココナツオイルを摂っても意味がないのかと言うと
そうでもありません。糖質制限をしないでココナツオイルを摂っても、ケトン体は
合成されます。ケトン体には強い抗酸化力がありますし、免疫力がアップしたり
アンチエイジングにも役立ちます。また最近の研究では、ケトン体の血中濃度が
上がると、認知症の症状が抑えられることもわかってきました。
・ココナツオイルは、もし固まってしまった場合は、お湯で溶かして下さい。
ココナツオイルは、25℃以上では液体、20℃以下では固体になりますので、
電子レンジなどで加熱しないで、お湯で溶かして下さい。油ですので
電子レンジは引火ややけどの怖れがあり危険です。
・ココナツオイルは未開封なら2年は持ちます。常温で保存し、開封したら
1年が目安です。酸化しにくいものですが、水分はオイルの劣化につながるので
水分が入らないように保存して下さい。
出典 日経ヘルス