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グルテンフリーだけでなく、カゼインフリーを奨めるこれだけの理由!

2016/07/17 健康・食事
この記事は約 12 分で読めます。
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これまで、【グルテンの摂りすぎは危険!2週間で体が変わる「グルテンフリー」5つの実践ヒント】
【いつも食べている「小麦」が全身の不調を引き起こす理由!】
【グルテンフリーで病気知らず!「グルテン」が体と脳に悪い7つの理由】

のお話をしました。だからグルテンフリーと健康については理解されたことと思います。

そして今日は、グルテンと同じようにカゼインについても問題があることを
あなたに知っていただきたくて、「カゼインフリー」のお話をしたいと思います。

あなたの冷蔵庫には、いつも何が入っていますか?

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あなたの家の冷蔵庫を開けてみましょう! 何が入っていますか?
いつも必ず入っているものは何ですか? ヨーグルトですか? それとも乳酸菌飲料?

ここでいくつか食材名が挙がったら、それが自分でも気がつかない
アレルギーである可能性は高いです。

ここでいうアレルギーとは、すぐに反応が出るものではない遅発型のIgGアレルギー
のことです。だから自覚症状がほとんどありません。

ご自分がIgGアレルギーでないかを見極める一つのポイントは、「よく食べるもの」です。
つまり量よりも頻度。大好物な食品が抗原なりやすい。

さて冷蔵庫によくあるものの代表格は、おそらく牛乳、ヨーグルト、チーズなどの
乳製品や卵ではないでしょうか。

「毎朝、ヨーグルトを食べています」とか、
「朝食には、牛乳とパンと卵が欠かせない」

という人もいるでしょう。IgGアレルギー検査の結果を見ると、乳製品と
卵には多かれ少なかれ反応が出ます。

そして乳製品にアレルギーのある人は、グルテンのアレルギーでもある可能性は高い。
小麦製品もまた、毎日欠かさず摂っている人が多いからです。

「カゼイン」と「乳糖不耐症」の問題が全く違う意味とは!

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牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするという人は多いかと思いますが、実は
日本人のほとんどが「乳糖不耐症」なのです。

「乳糖不耐症」というのは、乳糖の消化酵素であるラクターゼが
小腸などの消化器系に不足していることで起ります。

ラクターゼが不足しているところに牛乳が届くと、それを分解することができず
分解できなかった乳糖を吸収することができなくなります。
そのため、下痢などの症状が起きるということです。

一方、「乳糖不耐症」と誤解されがちなのが、乳製品の隠れアレルギーである
カゼインの問題です。「乳糖不耐症」とカゼインとは全く別の問題なのです。

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カゼインは、乳に含まれるタンパク質のことで、その約80%がカゼイン、
残りの20%がホエイです。このカゼインがいろいろな悪さをするということが
最近注目を集めています。
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牛乳を飲むと湿疹が出るといった、即時型のIgEアレルギーのほうは
良く知られていますが、牛乳などを飲むと具合が悪い人の中に、

カゼインに対して反応している人が多くいるのではないかということが
わかってきました。カゼインはもちろん牛乳だけでなく、

チーズやヨーグルトにも含まれています。

ヨーグルトには善玉菌である乳酸菌が含まれていて、整腸作用があります。
だから毎朝食べることで、腸がキレイになるということが常識になっています。

ただし、「生きたまま腸に届いている」ということが前提です。ほとんどが
胃酸で死滅しますから、生きたまま腸まで届くということがとても重要です。

毎朝ヨーグルトを食べることで、アレルギーのリスクを高くしている
可能性があります。さらに、それだけでなく

腸内環境をよくしようとして、かえって腸を荒らす引き金になっているかもしれません。

牛乳をやめたらアレルギーが改善することも!

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ヨーグルトと同じように、
「カルシウムを補うために、毎日牛乳をコップ一杯飲んでいる」
という人も多いと思います。

同時にアレルギー体質の人で、ひじやひざの裏には、よく湿疹ができ、
かゆみがあり、さらに腸の具合もあまりよくなく、頻繁に下痢をする
という場合は、遅発型のIgGアレルギーである可能性が高いです。

アレルギー検査でも即時型のIgEアレルギーの検査をしても、陰性の
可能性があり、こういう場合は遅発型のアレルギー検査をすれば、
陽性になるはずです。

また腸の粘膜に炎症があり、カンジダの感染も疑われるので、
除菌をする必要もあるかもしれません。

対策としては、まず「牛乳を抜く」ことです。そして検査結果によっては、
乳製品全般、卵、小麦類、ゴマ、クルミなどいろいろな食品に
アレルギーがあることがわかるかもしれません。

その場合は、アレルギー食材を「抜く」ことで、症状は劇的に
改善するはずです。

そしてやがて今まで食べられなかった食材も食べられるようになるはずです。

これは腸の粘膜が強くなった証拠なのです。牛乳を飲んで
おなかがゴロゴロしないからといって、カゼインにアレルギー
がないとは言えません。

検査をしてカゼインに反応する人でも、牛乳を飲める人は
たくさんいます。やはり、

「抜いてみないとわからない」ということなのです。

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IgGアレルギーの特徴は、アレルギー食材を一生食べられないことではありません。
しっかり抜いて、ある程度時間が経てば、症状が改善していきます。
そうなれば、その後は、ある程度その食品を食べても平気になることが多いです。
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なぜ自閉症に腸のトラブルが多いのか?

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自閉症の食事療法として、グルテンフリー、カゼインフリーが
注目されるようになってきていますが、ここでまず、

自閉症とはどのようなものかお話します。自閉症には、大きく分けて
3つの特徴があります。

①対人関係の障害
②コミュニケーションの障害
③パターン化したものへの興味や活動

です。
これらの特徴は、幼児期には「人と目が合わない」とか
「落ち着きがない」「よくかんしゃくを起こす」などといった形で表れます。

そんな自閉症ですが、ほぼ例外なく腸の状態が悪いことがわかってきました。

自閉症患者の腸を内視鏡で見ると、潰瘍性大腸炎やクローン病のように、
腸粘膜が激しく炎症を起こしている場合が少なくありません。

またIgGアレルギーの検査をすると、カゼインに対するIgG抗体の陽性率が
高いこともわかっています。これはすなわち、腸が弱いというひとつの
サインなのです。

カゼインにアレルギーがあって牛乳が飲めない場合は、大豆由来のミルクを
飲んで腸の粘膜を改善してから少しずつ牛乳を飲んでいくことになるでしょう。

カゼインが脳の栄養不足を引き起こす理由

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グルテンは脳内で麻薬のような物質に変化するとお話しましたが、
実はカゼインにも同じように麻薬のような作用を引き起こすことがわかっています。

この理由は、グルテンとカゼインのアミノ酸の配列が非常によく似ていて、
それが脳には麻薬と同じように認識されてしまうのです。

ご自分がカゼインに対して中毒性があるかどうかを確認するポイントとして、
・頻繁に乳製品を摂っている
・乳製品を毎日食べたくて仕方がない
・乳製品を摂ると、ほっとする、満足感がある

といったところでしょうか。

ところでバターについては、その成分のほとんどが脂質であり、乳タンパクとしての
抗原性が非常に少ないことがわかっているため、乳製品から外しても構いません。

さてこのカゼインですが、カゼイン特有の悪さを働くということがあります。
詳しく言えば、カゼイン由来のペプチド抗体が悪さを働きます。

この抗体は、細胞にある葉酸受容体αに特異的に結合してしまいます。

簡単に言えば、カゼインを摂ることで、脳が葉酸欠乏になってしまう
ということなのです。

特に牛乳には、水溶性の葉酸受容体αの抗原が含まれています。つまり
牛乳を飲むことで脳への葉酸の取り込み阻害が起る可能性を否定できない
ということなのです。

葉酸とは、ビタミンB群の一種で、DNAやRNAの合成に関与しています。
DNAが正確に遺伝子情報を保持し、生成されるのをサポートするために

細胞に働きかけるというものです。

食べ物によって遺伝子にも影響するってホント?

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葉酸の取り込みが阻害される事による弊害ですが、実はもっと
他にも大事な事があります。

人間の身体は20種類のアミノ酸がありますが、その中でも
9種類のアミノ酸は必須で体内では合成できません。

外から摂るしかないのですが、S・アデノシルメチオニンという
アミノ酸は、非常に多くの葉酸を必要とします。

このアミノ酸は脳や肝臓に多く存在し、「うつによい」
「肝機能を維持する」とも言われています。

このアミノ酸が不足すれば、DNAの酸化ストレスを増やし、遺伝子の発現に
異常を来します。つまり食べ物が遺伝子発現を操作してしまう可能性が
あるということが起ります。

またグルテンやカゼインの中毒症状を引き起こす原因となる
オピオイドペプチドは、システインというアミノ酸の取り込みを
阻害します。

このことはすでに人の神経細胞や、胃腸にある上皮細胞で確認されています。

システインの取り込みが阻害されることによって、体内の活性酸素を
消去してくれる重要な働きをするグルタチオンというペプチドの
生成を抑えてしまいます。

すでに活性酸素による弊害は、多くの方がご存じかと思いますが、
脳や肝臓、筋肉などで活性酸素は大量に発生します。

ところがこのグルタチオンの活性が低下すると、脳や肝臓、筋肉など
は影響を受けやすい。

つまりグルテンやカゼインに感受性の強い人は、脳や肝臓、筋肉など
に活性酸素が増え、細胞がサビつき、細胞の老化をもたらします。

そして病気にもつながりやすくなってしまいます。

統合失調症や自閉症などに対して、システインの取り込みが阻害されて
グルタチオンの活性が低下することがわかっています。

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補足
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ヒトでは、一般に次の9種類が必須アミノ酸に含まれる。
トリプトファン
リジン
メチオニン
フェニルアラニン
トレオニン
バリン
ロイシン
イソロイシン
ヒスチジン

必須アミノ酸は全種類をバランスよく摂取しないと有効利用されない。
これについては「アミノ酸の桶」という例をあげて説明されることが多い。

つまり9種類のうち、一番含有量の少ないアミノ酸を一番背の低い桶板に例えて、
いくら満杯にしようとしてもそこから
水が流れてしまう=アミノ酸の含有バランスが悪い、という事になる。

必須アミノ酸をバランスよく含む食物ほどスコアが高いと表現される。

食品単体ではなく、食事という視点からでは一日のうちの食品中の
アミノ酸を合計したものでバランスがとれればよい。

そのため、単体ではバランスの悪い穀物と豆も、その組み合わせでバランスがよくなる。
なぜなら、穀物はトリプトファン、メチオニンが多く、
豆はイソロイシン、リジンが多いため互いに補いあうことができるからである。
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腸の炎症が脳のトラブルを引き起こす

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小腸の粘膜が荒れている状態、つまり腸に何らかの炎症があると、
その炎症が脳にも影響を与えてしまうことがわかってきています。

「脳腸相関」と言いますが、ここでちょっと具体的なお話をします。
何らかの理由で心療内科を受診した人が、うつと診断され、当然ながら
抗うつ剤を処方されるようになります。

もともと便秘気味だった人の場合は、抗うつ剤を飲むことでさらに便通がひどくなり、
緩下剤を使わなければ便通が得られなくなる場合があります。

そして同時に花粉症に罹患していた場合、アレルギーを抑える薬も
飲むことになります。

こういうケースは、ごく一般的なケースで、ひょっとしたら、あなたにも
当てはまってもおかしくはないかもしれません。

この場合の処方として、糖質制限とグルテンフリー、カゼインフリーの
食事法に加えて、食物繊維、ビタミンD、乳酸菌などをサプリメントで

補った場合、症状が大幅に改善されることは間違いないことです。

腸の炎症が脳のトラブルに結びつく原因は、未消化のグルテンやカゼインの
ペプチドが腸粘膜を透過してしまい、脳に少なからず影響を与えていると
考えられています。

実際、腸内細菌のバランスが悪く、腸の粘膜に炎症があると、
腸の内部から神経伝達物質のセロトニンの前駆物質である

ハイドロキシトリプタミンを過剰に発現させたり、サイトカインを過剰に
発現させたりします。これらが血中に過剰に流れ込めば、全身に
炎症を起こしたり、脳にも炎症を起こすキッカケになります。

腸内には善玉菌でも悪玉菌でもない、日和見菌と呼ばれる菌がたくさん
存在していますが、ストレスやイライラでノルアドレナリンや

アドレナリンが放出されることによって日和見菌が悪玉菌に変わっていく。

これはイライラしたりストレスを感じたりすると、下痢や便秘をする
ことがあるのは、こういうことからも説明できるのではと思います。

それくらい腸管と脳と自律神経は、つながっているし、腸内環境が
悪くなれば、性格にまで影響を与えてしまうということなのです。

腸の状態がいいと、体内のデトックスもうまくいく理由

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肝臓は体内でいろいろものを解毒していることは、ご存じの方も
多いと思いますが、腸にもそのような解毒作用があることを
ご存じでしょうか?

一般的なデトックスのルートは、有害物質が腸の粘膜の細胞に吸収され、
その一部が門脈という血管を通って肝臓に運ばれ、肝臓で解毒される
というものです。

つまり腸から吸収された毒物が肝臓で処理されて無毒化され、尿や便として
排出されるという流れです。

ところが腸の粘膜の仕組みには、腸から吸収された毒物を自らが働きかけて
便として排出する機能があります。

腸は脳から独立して自ら判断して必要な
ものは取り込み、不要なものは排出する機能があるのです。

小腸の粘膜には、シトクロム酵素があるのですが、この酵素自体が毒物を
無害化し、体内に吸収しています。

腸には有害物質を侵入させないシステムができているというわけです。
ところが、腸粘膜に炎症が起きると、このシステムは崩れてしまいます。

グルテンやカゼインで腸の粘膜に炎症が起きれば、このデトックス作用は、
阻害され、体内に有害物質が侵入しやすくなってしまうのは明らかです。

出典 2週間で体が変わるグルテンフリー健康法

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ライター紹介

「大人の女性」編集部

「大人の女性」編集部

環境コンサルタント/医薬品マーケティングアナリスト
大学卒業後、環境分析の仕事に10年、その後製薬会社を対象に、医薬品のマーケティングに20年以上携わる。その経験から美容・健康にも取り組み、Webパルプマガジン「大人の女性」誌上で最新のアドバイスを提供。医薬品のマーケティングの専門家として幅広い知識を活かし独立し、女性が自分らしく心地良く輝くための最先端のエイジングケアである、遺伝子レベルで老化の仕組みをオフにする「遺伝子発現サイエンス」ケアを提案。2001年推理小説「死者は眠らない」(彩図社刊)、「死者の結婚式」(近刊)、「敏感肌改善、いつまでも【老けない肌】の7つの秘訣!」(近刊)を予定。

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