【敏感、弱肌】の悩みイチコロ。運命を変える肌づくり!

最近、コラーゲンが配合された化粧品を見かけます。
コラーゲンを「皮膚に塗る」という考えなのでしょうか?
コラーゲンと言えば、聞こえはいいですが、皮膚の構造を考えれば、
真皮層に存在するタンパク質です。
いろいろな成分で肌にダメージを受けているのは、真皮層よりも
上の表皮の基底層です。ですからコラーゲンを皮膚に塗ったとしても
果たして、真皮層にまで届くのでしょうか?
また化粧品に使う加水分解コラーゲンも水溶性コラーゲンも、
牛などのほ乳類や魚類のコラーゲンです。人間のものとは違います。
さらにこれらのコラーゲンは、合成界面活性剤です。
化粧品を皮膚の栄養のように考えるのは、やめたほうがいいです。
ここでは肌にとって正しい情報をお伝えしています。
Contents
ほんとうに正しい「美白」とは!
シミ1つない、透明感のある素肌は魅力的だと思いますが、透明感とは、
肌の色の白さではなく、肌にムラがないことだったり、適度な皮脂の分泌による
ツヤによってもたらされます。
しかし、紫外線を浴びることによってシミができることは事実ですし、
肌が黒くなることに抵抗がないと言えばウソだと思います。
肌の健康を守りながら、美白肌をキープする方法を考えていきたいと思います。
さて、UVカット化粧品ですが、紫外線の防止についてお話しますと、
紫外線防止剤には2種類あります。
毒性のない「散乱剤」と毒性のある「吸収剤」です。
UVカット化粧品のうち、透明なものは吸収剤で作ったもの、白濁している
ものは、散乱剤で作ったか、両方を併用して作ったものです。
散乱剤は紫外線を跳ね返す成分ですので、吸収剤に比べて
肌にやさしいと言えます。
吸収剤というのは、紫外線のエネルギーを肌で受け止め、やがてそのエネルギーを
放出するという原理です。ここで問題なのは、100%放出するかどうかはわかりません。
一部が肌に残る可能性を否定できません。さらに、吸収剤には発がん性や環境ホルモン
などの毒性があります。
ですから以前は、吸収剤に使う成分量は10%を超えてはいけないという規制が
あったのに、欧米並みに緩和されてしまいました。
散乱剤は、塗り直しが必要となりますが、それでも肌のためにはよいと言えるでしょう。
出典 ウソをつく化粧品
「UVカット化粧品」は、こんなところに注意!
化粧下地に吸収剤入りの日焼け止めを塗り、UVカット機能がある乳液を使って
UVファンデーションでカバーする。
これでは毒性のある吸収剤を過剰に塗り過ぎてしまっています。
もし、UVカット化粧品を使うのであれば、下地には油分がしっかり入った
クリームを使って油の膜を作るイメージで肌を守り、UVカット化粧品を使用し、
浸透剤が多く含まれている美白化粧品とは一緒に使わないなど、
よく考えて使って下さいね!
日本人は欧米人よりも紫外線に強く、皮膚ガンの発生率も低いですから、
欧米よりも神経質にならなくても大丈夫です。
出典 ウソをつく化粧品
ほんとうのSPFの話を知っていますか?
結論から言えば、SPFの値は25もあれば十分ですが、紫外線についてお話しましょう。
紫外線には、UVA(A波)、UVB(B波)、UVC(C波)の3種類あります。
A波は、全紫外線の90%以上を占めていて、肌の奧まで届いてしまい、
シワやたるみなどの原因になるものです。
B波は肌の奧までには届きませんが、エネルギーが強く、
日焼けや皮膚ガン、シミなどの原因になるものです。
SPFというのは、B波をカットする力を表わしています。
あなたもおそらくSPFの高い製品を選ぶかと思います。
SPFの数字が高くなるほど、紫外線吸収剤が入っていますし、SPFを高くするには、
逆に吸収剤を入れないと高くはできません。
吸収剤の成分は、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルという成分ですが、
この他にも種類としてはいろいろあります。
実際、海水浴とか、一日中外の仕事とか、そういう場合は、SPF50ぐらいの
吸収剤入りのものを使うという選択肢もありますが、
普段の生活であれば、SPF35程度の散乱剤入りのUVカット化粧品で十分です。
全成分表示になっていますので、気になる成分の場合は、メーカーに
確認するといいでしょう。
出典 ウソをつく化粧品
防腐剤入り化粧品の「正しい選び方」とは!
防腐剤で大切なことは、化粧品を使い続けても皮膚の内部に防腐剤が浸透しない
処方であることです。
どのような防腐剤でも配合量をなるべく控えることが求められます。
菌の繁殖を抑える量以上は、必要以上に配合しないで、
皮膚の上で毒性が出ない量で済ますことが求められます。
化粧品の中には、合成防腐剤は不使用とうたいながら、
乳酸桿菌・ワサビ根発酵エキス
レウコノストック・ダイコン根発酵液
が入っているものがありますが、
これらは防腐剤として原料メーカーが販売しています。
このように安息香酸などの化学物質でなくても、防腐剤として
さも天然物のような錯覚を与える表記になっていることもありますので、
注意が必要です。
出典 ウソをつく化粧品
合成界面活性剤と防腐剤の関係
あなたは敏感肌や弱肌でしょうか?
もしそうであるなら、それはある時を境に起こったのではないでしょうか。
あるキッカケがあったから、敏感肌になってしまったという方が
多いのではないでしょうか?
天然の防腐剤が多く含まれた化粧品の中には、
植物エキスをびっくりするくらいの種類を入れて、乳化剤として
合成界面活性剤が一緒に配合されている製品もあります。
防腐剤フリーとうたいながら、感光剤であるシアニン色素を入れている製品もあります。
シアニン色素は陽イオン界面活性剤で、殺菌効果も高いです。
皮膚のバリア機能を壊す成分でないかどうか、注意する必要があります。
そういう成分だと、防腐剤の毒で肌の中に取り込まれてしまいますからね!
フランスでは、パラベンの代わりに使用している防腐剤で、
アレルギーが多発するという問題が起きています。
つまり私たちの肌は、何かをキッカケにして、突然敏感肌になったり、
健康を害したりすることが起きる要素があるということなんです。
それがもしあなたの使っている化粧品のせいだとしたら、
もっと化粧品選びに、効果だけでなく、肌のバリア機能重視のためにも
大事な事だといえると思います。
出典 ウソをつく化粧品