【しっとり肌】、やってはいけない5つの約束事とは!

キレイになるための条件があることを知っていますか?
5つの約束とは!
1.一番重要なのは、洗顔です。
そのために、洗顔料の選び方が大事です。
洗顔には石鹸、メイク落としには、コールドクリームなど、
洗い流せない油が主体の製品選びが大事です。
2.合成界面活性剤の量や種類が多い化粧品は避けるのが懸命です。
機能をいろいろうたう化粧品には、要注意です。「もちもち」「ぷるぷる」
「美白」など、安易な宣伝文句に乗るのは避けたほうがいいです。
3.オーガニック、植物由来をうたった化粧品は、中身を確認すること。
合成界面活性剤が入っているにもかかわらず、オーガニック、植物由来と
うたうことも多いため、確認が必要です。
4.クリームは肌の環境を考えた製品を選ぶことが大切です。
油が多くてべたべたしているか? 皮脂の組成や常在菌のことを考えた配合か?
5.バリア機能を守りながら、ほどよい刺激がいい。
石鹸、蒸しタオル、マッサージ、酸性化粧水、剥離性パックなど、
ほどよい刺激がよい。
キレイになるための条件とは、いたってシンプルです。
Contents
私たちの生命を守っている肌の仕組み
肌は人の身体の一部にすぎませんが、生命を守る大切な
働きをしている。装う前に美容の基本を知ることです。
今は化粧品の多様化の時代です。ナチュラルコスメのような
自然派化粧品、オーガニックコスメ、無添加化粧品。
いろいろな種類の化粧品が発売され、情報は氾濫し、
私もそうですが、何を選べばいいか、わからない時代です。
化粧品メーカーの様々なPR。成分について
きちんと検証されているかどうかもわからないような
製品も少なくありません。
合成ポリマー、合成界面活性剤の誕生によって、
肌のトラブルも増えています。
出典 ウソをつく化粧品
肌の老化の原因は、「合成界面活性剤」か?
強い「合成界面活性剤」は、かぶれやシミを作る原因にもなります。
「合成界面活性剤」の強い洗浄力によって、肌の油分を流出させ、
肌の表面を覆う表皮の重要なバリア機能も破壊してしまいます。
そうして様々な成分や薬剤を皮膚の内部に入れることが
できてしまうことに問題があるのです。
化粧品に含まれる香料、タール色素を肌の内部に浸透させることによって、
内側の生きた細胞がダメージを受けます。
だから生きた細胞を守る生体反応としてメラニンが作られ、
シミになるわけです。
このような肌というのは、皮膚の油分も内側の水分も失われ、
急速に乾燥肌になっていきます。
つまり「合成界面活性剤」は、シミやシワの原因となり、
肌の老化を早めるのです。
出典 ウソをつく化粧品
「石油系の界面活性剤だから悪い」は間違い
あなたは、「界面活性剤」のなかで、どんなものが安全だと思いますか?
①「合成界面活性剤」
②石油系「界面活性剤」
③植物系「界面活性剤」
④オーガニック系「界面活性剤」
一見すると③と④が安全そうにみえますが、肌に対する
「界面活性剤」の危険度は、種類や濃度によって異なります。
では、何を基準に判断すればいいのでしょうか?
それは、
自然のものであれ、合成のものであれ、
洗浄力や乳化力を保ったまま、皮膚に長く残って、皮脂を
水に流出させやすくするもの。
皮脂や角質層のバリア機能を失わせる、
洗浄力の強い「合成界面活性剤」が、これにあたります。
肌のバリア機能を壊す危険な「界面活性剤」とは、
①作用が強いもの(界面活性度の作用が強いもの)
②濃度が濃いもの(大量に配合されており、濃度が濃いもの)
③配合数が多いもの(複数の数の「界面活性剤」が配合されているもの)
最も大事な事は、合成かどうか、オーガニック系かどうか、
植物系かどうか、ではなく、上の①②③に目を向けることです。
出典 ウソをつく化粧品
昔からある石鹸は、何故安全なのか?
ズバリ、石鹸はバリア機能を壊す力が弱いためです。
「皮膚の汚れを落とす」という役割を終えると、石鹸の成分は、
すばやく洗浄力のない物質に変化します。
肌は弱酸性で、石鹸は弱アルカリ性という性質がありますが、
洗顔後、石鹸の成分は、皮膚の酸によって中和され、
洗浄力を失って無力化します。
つまり肌のバリア機能が破壊される心配はなく、皮脂を流失
させにくいのです。
しかも肌に残った石鹸カスは、常在菌のエサになります。
石鹸の洗顔でさえも肌に痛みを感じるというのは、相当肌が
弱っている証拠です。
皮脂の分泌は加齢とともに低下しますし、敏感肌や乾燥肌など
肌の弱い方や高齢の方は注意が必要です。
蒸しタオルで顔の血行をよくしてから、石鹸で洗顔するのが
オススメです。
石鹸で洗えない方は、焦らずに徐々に石鹸が使える肌を
目指して欲しいと思います。
出典 ウソをつく化粧品
皮膚バリアを守る界面活性剤の使い方
ここで大事な事は、どの程度の界面活性作用のものを、
どのくらい使うのかが皮膚のバリアを守れるかどうかのカギになるということです。
「合成界面活性剤」が全て悪いわけではありません。
皮膚の状況によっては、ポリマーを少し入れたほうがいい場合もあります。
ただ繰り返しますが、大事な事は、ポリマーの配合量が多くなると、
常在菌や皮膚の環境に悪くなりますし、サリチル酸の配合量が増えれば
毒性も強くなります。
皮脂を再現するのに、最低限必要な作用のものを最低限の量にとどめた
処方が大事だということです。
必要以上に強い界面活性作用を持つものや、逆に「合成界面活性剤」
が悪いからと言って、配合しないというのも皮膚のことを考えた
化粧品にはならないのです。
出典 ウソをつく化粧品