人に聞けない、誰も教えてくれない悩み解決!(フェイス編)

普段の生活の中で、人に聞けない、
誰も教えてくれない悩みというものはあるはず。
スキンケアやボディケア、ダイエットについて、
ちょっとした悩みにお答えします。
Contents
■唇のかさつきはどうしたらいい?
唇が乾燥するのを防ぐには、刺激になるものを防ぐことです。
リップグロスや落ちにくい口紅などは唇が荒れる原因にもなります。
オイルクレンジングやポイントリムーバーなども乾燥を招く原因に
なります。食後に唇をティッシュペーパーやウェットティッシュなどで
ふくのも刺激になりますので、ナプキンかハンカチを使いましょう。
対策としては、乾燥した唇にワセリンを塗るとよいです。
メイクするときも唇全体にワセリンを塗ってから口紅をつけると、
唇のかさつきを防いでくれます。
■唇にシミができた場合はどうしたらいい?
唇が荒れる人や、アトピー体質がある人に、唇が黒ずんだり
シミができることがあります。唇を乾燥から守り、
普段から荒れないようにケアすることが大切です。具体的には、
ワセリンを塗ってから、パウダーファンデーションをはたき、
その上から口紅をつけるとよいでしょう。なお、UVリップなども
販売されていますが、刺激になる製品も多いので、
ファンデーションを使うほうが安全にUVケアができます。
紫外線対策は欠かせません。
できてしまったシミですが、レーザーで治療するという方法もあります。
■敏感肌や花粉症皮膚炎に悩んでいます…
敏感肌に悩む方は、クレンジングが強すぎないか、見直しをしてみましょう。
特に頬骨の高い部分がかさついたり、しみるという場合は、クレンジングが
合っていない可能性があります。肌の負担になりやすいのは、
拭き取りタイプのシート状クレンジングですので、気をつけましょう。
肌にやさしいのは、クリームかジェルタイプのものです。
またクレンジングの時に強くこすると、肌が敏感になる
原因にもなりますので、泡を立て、泡をころがすようにして
優しいタッチで行いましょう。
泡をころがすような感じで頬をなぞるだけで十分です。
花粉症皮膚炎というのは、花粉が飛ぶ季節になると、眼の周りや
頬の当たりが赤くなったり乾燥してかゆくなるものです。
この場合は、マスクで皮膚を覆ったり、さらにスキンケアは
低刺激でなるべく肌に負担をかけないようにしましょう。
■ほくろやイボ、顔のうぶ毛が気になります…
顔のほくろが毎年できる方は、紫外線によるものが多いです。
紫外線が皮膚に繰り返し当たると、皮膚の中にメラニンを
作る細胞が増え、体質によってほくろになってしまうことがあります。
また顔や首、胸や手などにイボができる方がいますが、
これは脂漏性角化症といって、原因は紫外線や老化です。
ほくろやイボは炭酸ガスレーザーで除去することができますし、
液体窒素で凍結して除去する方法もあり、この方法は保険適応に
なりレーザーのように実費治療ではないので、安くできます。
しかし除去したあと、色素沈着になることがありますので、
顔についてはあまりオススメできません。
私も液体窒素でしたことはありますが、あくまでも顔の横の部分とか、
ボディとか外からは見えない部分で行いました。
さて顔のうぶ毛が気になるという場合ですが、レーザー脱毛は
細い毛ほど反応しづらいので、あまり細かいうぶ毛のようなものを
脱毛するのは難しいです。顔の毛を自分で剃る人もいますが、
頻繁に剃るとシミができやすくにります。
理由はカミソリで肌に細かい傷がつくからです。この場合は、
超音波カミソリがいいでしょう。超音波カミソリは、細かく振動しますから
肌への負担が少ないようです。
■眉毛を濃くしたい、まつげを伸ばすには?
眉毛を抜くと薄くなるというのは医学的にはよくわかっていませんが、
毛を抜き続けることで以前より薄くなったという人は多いようです。
ただ、腕や足など、他の部位については剃ったり抜き続けると
濃くなるというこは経験されていることですし、実際、私も
経験しています。しかしその原因はわかっていません。眉毛についてですが、
眉毛を抜くことはいずれにしろ肌のダメージになるので、
極力やめましょう。抜いたところがニキビのように化膿して、シミになって
残ってしまったら元も子もありません。
眉を整えるときは、眉ばさみでカットするのが最も肌に優しい方法です。
ところで睫毛を伸ばしたい場合はどうすればいいのかについて、
睫毛の育毛剤が最近売られているようですが、あまりオススメできません。
この育毛剤の成分ですが、ビマトプロストという、緑内障の治療に使われている
成分を配合した製品が多いからです。
これは皮膚に付くと、黒ずんだり、シワのような感じになるので
避けたほうがよいです。
■鼻炎がひどいし、口角の皮がめくれて痛いし…
誰でも経験したことがあると思いますが、頻繁に鼻をかんで
ティッシュでこすれると、肌が赤く荒れてしまうことがあります。
これを防ぐには、肌に優しいティッシュも売られていますので、
それを使うとよいでしょう。赤くなってしまった場合には、ワセリン
を塗って様子を見ます。それでもヒリヒリする場合は、皮膚科へ行って
薬を処方してもらいます。
ところで口角炎といって、口角の皮がめくれたり、切れたりすることがあります。
疲労やストレス、食生活の乱れや偏りが原因の場合があります。
その場合、普段の生活改善はもちろんですが、口角の部分には
ワセリンを塗って、触らないようにします。皮を取らないことです。
長引いている場合は皮膚科を受診して、検査してもらいましょう。
カンジタなどの菌が付いているものが多く、その場合、除菌する
薬を塗ると改善します。
出典 スキンケアの教科書